Local by Flywheel を localhost モードで使う
Local by Flywheel は、XXX.local などのドメインをつけて、複数のWordPressを自由に立ち上げることができます。Macだと、このような運用は簡単、シンプルですが、Windows でウィルス対策ソフトや、セキュリティ設定、その他、プロバイダーから渡された謎のアプリのせいで、うまく動かないことがあります。
そんな時に使えるのが、localhost モードです。
なんとか通常モードで使う努力をする
Macユーザーに転身する
個人的には、Windows をやめて Mac を使えば良いと思います。
フォント、発色、操作性、揃っているアプリなどを考えると、Windowsではなく、Macの方がWeb開発、デザインに向いていますし、感性を高めるのにも役立ちます。
Webデザインや、制作代行などを始めたとき、他にもいろんなことを頼まれます。写真の撮影、写真の編集、動画の撮影、編集、ロゴ作成、パンフレット・・・などなど。
そんなとき、Macなら色々と揃っているし、情報を発信しているデザイナーは、Macユーザーです。つまり、未来はMac側にあると断言してもいい。
以上の理由から、Macを買うことは、良い解決方法だと思います。
パソコンの買い替え時期が近づいているのであれば、以下の記事も参考にしてください。
hostsファイルの書き換え権限
大抵の場合、hostsファイルの書き換えができていないことが原因です。それを解決します。ウィルス対策ソフトの書き込みブロック、チェックなどから、hosts ファイルを除外します。
ネットワーク設定の見直し
hosts ファイルが正しく書けているにもかかわらず、うまく行かない場合、ネットワークの設定を見直すことが必要です。正確には「ドメインネームの解決手順」をチェックします。
通常は、xxx.local というWebサイトにアクセスしようとすると
- hostsファイルから探す
- 指定されたDNSサーバーに探してもらう(リゾルバと言います)
という手順です。ところが、プロキシサーバーを使っているネットワーク内では、
- プロキシーサーバーに、xxx.local を探す依頼をする
- プロキシーサーバーが、探そうとして見つけられない
- エラー
となります。このようになるのは、xxx.local など、開発に使いそうなドメインを除外していないネットワーク管理者に問題があります。依頼して直すと良いです。
あるいは、別ブラウザで「プロキシ」を使わないように設定するしかありません。
- Local by Flywheel トラブルと解決 (こちらのページに記載)
あるいは、インターネット高速化などという怪しいアプリが、DNSをキャッシュして、ごちゃごちゃになっているのかもしれません。そういうアプリを停止することで解決するかもしれません。
localhost モードとは?
以上の情報を参考に、なんとか普通に使えるようにすることをお勧めします。そうでないと、後々困ります(注意すれば、なんとかなると思いますが)。
通常モードで使うことを諦めるのであれば、 localhost モードを使って、Local by Flywheel を使うことができます。
localhost モードとは、 xxx.local などのドメインの代わりに、「 http://localhost:XXXX/ 」のようなドメインで、WordPressにアクセスする方法です。
XXXX は、何らかの数字(ポート番号)が入ります。
使い方
Preference > Advance を開きます。Router mode の項目で、localhost を選びます。もし、このような画面が出ない場合は、Local by Flywheel を最新版にアップしてください。