Local by Flywheelでトラブルを避ける方法（Windows向け）

Windowsユーザーで、以下のような「Uh-oh! Unable to provision site.」と表示された場合、以下を参考にしてください。

ただし、ユーザーの変更などの作業を伴うため、他のソフトウェアの再ログインやライセンスの再発行など、面倒なことが発生するかもしれません（特殊なソフトを使っていな限り大丈夫ですが）。 作業は自己責任でお願いいたします 。

原因

原因は「ホームフォルダ名」が日本語になっていることです。ホームフォルダ名とは、Windows上で作成したユーザーのデータ（書類、フォト、デスクトップなど）を保存する特別なフォルダです。

場所は「Cドライブ > ユーザー > XXXX」です。

XXXXの部分が「日本語（上記の例だと、太郎）」になっているとエラーします。

ユーザーフォルダ名が日本語になっていると、どのような対策を行おうとも解決することはできません（ソフトウェア側で対応が必要）。

解決方法

ユーザーフォルダ名を 日本語ではなく、英語を使う ことです。英語を使えば解決します。

ただし、ユーザーフォルダ名の変更は、レジストリと呼ばれるものを編集したり、高度な技術が必要になります。

もし変更するのであれば、以下のように「ユーザーを別に作る」ことをお勧めします。

ユーザーを別に作って、データを移動する方法

1

ユーザーを別途作成します。管理 > ユーザー > その他のユーザー で追加します。ユーザーを追加する場合は、「ローカルユーザー」にしてください。詳しくは、「 Microsoftのサポートページ : ユーザーの追加方法」をご覧ください。作成したユーザーは「あなたと同じ、管理者」にします。 この時、作成するユーザーは「必ず、英語名」で作成します。

2

もし、Microsoftアカウントと紐づいていたら解除してください。新しく作ったユーザーで、Microsoftアカウントと紐付けをします。そのために、現行のユーザーとの紐付けを外す必要があります。ローカルアカウントに切り替えると、自動でログアウトします。新しいユーザーでログインしましょう。

3

Local by Flywheel がうまく動くか先に確認します。まず、ユーザーのホームフォルダが英語になっているか確認します。次に、Local by Flywheel を試します。起動できればOKです。

5

過去のユーザーからデータを移動させます。古いユーザーのデータをコピーします。次に、隠しファイルを表示し、中にあるAppDataを移動します。ただし、Local by Flywheel が使っているフォルダは移動しないようにします。Local、LocalLow, Roaming です。

6

（オプション）Microsoftアカウントでログインします。紐付けを復帰したい方は、この作業を行います。