テスト用データとは何ですか?
WordPressのテーマやプラグインを試すには、投稿や固定ページを用意する必要があります。WooCommerce(ショップ機能)の見た目、できることをチェックするには、商品投稿が必要です。
これらを毎回、手作業で行うのは大変ですし、手間がかかります。
そのような場合、
- テストデータを活用する
- LocalのBlueprint機能を活用する
と良いです。
ビデオ解説
オンラインコースにて、詳しく説明しています。まずは、「Chapter11. テーマ分析内のテストデータ(1)(2)」をご覧ください。以下では、オンラインコースを見返さなくて済むように、補足を記載します。

テストデータ
WordPressのテーマをテストするためのデータが配布されています。それらをダウンロードして、インポートします。
テストデータは、オンラインコースでダウンロードすることもできます。
ダウンロード先
テスト用データは、英語版と日本語版があります。それぞれは、以下のページです。Githubで公開されているので、緑のボタンをクリックしてダウンロードしてください。
なお、テストの方法に従うと、テーマをチェックしやすいです。詳しくは、以下のページです。
インポート方法
管理画面 > ツール > インポートを開きます。WordPressのインポートツールを起動します。もし、インストールされていなければ、インストールします。インストール後、インポートが行えるようになります。

インポートしたいデータを選んで、インポートします。
WooCommerceのテストデータ
WooCommerceプラグインをインストールすると、プラグイン内に配置されています。wp-content/pluguins/woocommerce/sample_data/
フォルダの中の xml ファイルを選択します。
Local の場合、起動中のWordPressを一覧から副クリックし、「Reveal in Finder」でフォルダを開きます。app/public が公開ディレクトリです。その中から、上記のフォルダを探してください。

レンタルサーバー上にWooCommerceを設置している場合は、WooCommerceを wordpress.org でダウンロードして、その中から取り出せば良いでしょう。
Blueprint (ブループリント)機能を使う
Local by Flywheel は、WordPressの雛形を作ることができます。これをblueprint機能と言います。Blueprint機能を使えば、新しいサイトを作るたびに「日本語化され、テストデータが入った状態」を再現することができます。
まずは、Blueprint(雛形)になるWordPressの状態にします。
- 言語を日本語にする
- 時差を調整する
- WP Multibyte Patchプラグインをインストールする
- WooCommerceをインストールする
- パーマリンク設定を行う
- その他、お好きに
その状態で、WordPressを一覧から右クリックして、「Save as blueprint」を行います。次回から作成時には、blueprintから作成すると良いです。