スパム防止対策<reCAPTCHA>
WordPressで問い合わせフォームなどを設置していると、スパムメールが入ってくることがあります。
そういった時の対策として「reCAPTCHA」を使用すると効果があります。
こちらでは、reCAPTCHAの登録と、WPFormで設定する方法を解説します。
1. 以下へアクセスする
該当サイトで使用するGoogleアカウントでログインする。
https://www.google.com/recaptcha/admin/create
2. reCAPTCHAでの登録
使うreCAPTCHAのタイプを選び、ラベル・ドメイン・オーナーアドレスを入力する。
3. キーの発行
サイトキーとシークレットキーが発行されるので、コピーしておく
4. WPFoemsの設定
WordPressの管理画面から、WPFromsの設定へ入り、CAPTCHAタブで「reCAPTCHA」を選択する。
5. WPFormsにキーを設定する
使いたいreCAPTCHAのタイプを選び、サイトキーとシークレットキーを入力する。
6. フォームごとの設定
各フォームの設定画面で「G reCAPTCHA」をクリックする。
右側の画面で「有効」と表示されているのを確認し、保存する。
これで、設定は完了です。
サイトの問い合わせページへ行き、右下に reCAPTCHA のマークが表示されているかを確認してください。
Contact Form7 など他のフォームでも、プラグインの設定から使用できるようにできるものがあります。
reCAPTCHAの種類について
最新の「reCAPTCHA Enterprise」は、企業向けの充実した内容で有料版のようです。
無料で使える以下のタイプで良いと思います。
<reCAPTCHA v3>
ユーザーが人間かどうかを判断するために、ユーザーに何らかのアクションを求めることはない。 つまり、煩わしい画像認証や、チェックボックスへのチェックなどは一切必要ない。
reCAPTCHA v3は、ユーザーがbotか人間かを自動で判断(機械学習)。
ユーザービリティを一切損なうことがないため、特に理由がない限り、v3の導入がおすすめ。
<reCAPTCHA v2>
reCAPTCHA v2は、「私はロボットではありません」と記載されたチェックボックス。 ユーザーがチェックボックスにチェックを入れたのち、2パターンに分岐し、そのまま人間と判断されるパターンと、人間かどうかの試験を課されるパターンに分かれる。
人間かどうかの試験を課されるパターンでは、画像試験を行う。
<reCAPTCHA v2 invisible>
reCAPTCHA v2 invisibleは、reCAPTCHA v2から「私はロボットではありません」というチェックボックスを排したもの。reCAPTCHA v2 invisibleは、invisible(目に見えない)という名前の通り、ユーザーに「reCAPTCHAがあるな」と意識させない作りになっている。
reCAPTCHA v2 invisibleの挙動は、ユーザーが送信ボタンを押した際、2パターンに分かれる。
- ユーザー認証に成功し、登録が完了するパターン
「このユーザーはbotではない」と判断されれば、何の試験も課されず、ユーザーは reCAPTCHAを一切意識せずにフォーム登録が可能。
- ユーザー認証に失敗し、試験を課されるパターン 「このユーザーはbotの可能性がある」と判断されれば、ユーザーはreCAPTCHA v2と同様の、画像を用いた試験を課されます。
<reCAPTCHA v1(現在非公開)>
r2018年3月に提供が終了